電子ブレーカー導入価格と効果を比較してみました！

導入文いくら電気代などの経費が節約できると言っても、電子ブレーカー自体のコストがかかってしまえば、設備投資にかけたコストを回収するまでには時間がかかりますよね。
電子ブレーカーの導入価格を今回はメーカー別に比較。メーカー選びの参考にしてみましょう。

電子ブレーカーを導入する為には初期費用で約50万円必要と言われています。
「50万はちょっと高いな〜」と感じるかもしれませんがそれで毎月の使用料が下がるのであれば十分に価値のある投資だと思います。

出典：電子ブレーカー導入にかかる価格と意外な2つの落とし穴

例えば電子ブレーカーを導入する際の契約プランには、「買取」「リース」の2つの手段があります。
どちらを選ぶかは、いつコストをかけるかで選ぶのがおすすめ。
例えば買取なら初期コストがかかりますが、月々のコストは少なくなります。一方でリースは初期コストを抑えたい方にお勧めですが、月々のコストは買取よりは割高になります。

＜比較＞電子ブレーカーメーカーごとの導入価格

主な有名メーカーの特徴とともに、メーカーごとの導入価格を具体的にみていきましょう。

【導入実績】ジェルシステムの場合

自動化・省力化・制御装置の開発からはじまった会社で、省エネ・環境関連商品に加えホテル・不動産事業など幅広い事業を展開しています。

出典：電子ブレーカー価格の実態

電子ブレーカーメーカー老舗のジェルシステム。例えば鉄工所でジェルシステムのブレーカーを導入した場合、従来の契約では「22kw」だったのが、導入後は7kWにダウン。
結果的に年間18万円以上もの削減を実現しています。

【導入実績】ネオ・コーポレーションの場合

ネオ･コーポレーションの電子ブレーカー(ネオコントロールシステム「N-EBシリーズ」)は電力会社の主開閉器契約により､より契約容量を小さくすることを可能にするために開発されました。
内線規定に則り安全基準をクリアした上で、遮断電流値及び許容時間を大幅に広げました。
ブレーカーに流れる電流値と通電時間を正確に計測するCPUを内蔵しており、従来のブレーカーにない緻密な動作特性を実現しました。

出典：株式会社ネオ・コーポレーション

ネオコーポレーションの電子ブレーカーは、累計販売台数17万台以上の「ネオコントロールシステム N-EBシリーズ」が有名です。
公式サイトでは、n=Eシリーズ導入により自動車整備業では年間15万円ほどのコストを削減した例が報告されています。

価格相場について

買取の場合、電子ブレーカーの相場価格はだいたい50万円前後と言われています。
一方、リース契約の場合の価格を計算してみます。
例として、月額7000円で、7年間のリース契約をした場合、リース満了までに支払う金額は、7000円×12ヶ月×7年＝588,000円。
やはり買取よりも全体の費用はかさんでいると言えます。

出典：信頼の業者選び　電子ブレーカー詐欺に注意！

月々の削減費用ももちろん大切ですが、本体価格やリース料金も冷静に判断しましょう。
メーカーによっても多少差はありますが、買取の場合の導入費用は50万円とすると、年間18万円節約できるなら、初期コストの回収は3年目以降。
どのくらいのスパンで効果を出したいかも考えてみましょう。

メーカーと契約方法で価格を比較

電子ブレーカーを導入する際には「買取かリースか」「どこのメーカーで契約するか」の2点を中心に考えてみましょう。
メーカーごとに比較する際にも、目先の価格に捉われず、導入効果などを冷静に判断するようにしてくださいね。

電子ブレーカーを導入する際の価格と効果を紹介