電子ブレーカー詐欺に遭わないためのメーカー比較方法

電気代などの費用を削減し、事業の健全化を測りたいと思っている方必見！電子ブレーカー導入時に詐欺に遭わないためのポイントを解説します。というのも、電子ブレーカーは詐欺も残念ながら多い分野なのです。
電子ブレーカーのリース期間満了が近づくと、電子ブレーカーを再販するために、あらゆる理由をつけて電子ブレーカーの買い替え営業を行う会社も存在します。

・電子ブレーカーの規格が変更になった。
・電気事業法が変更になった。
・メーカーや販売店の倒産を理由に、保守の継続が困難になった。
・法定耐用年数が経過した。
・発火の恐れがある。

上記のような案内には気を付けてください。経営者様の不安を煽り新しい電子ブレーカーの購入を勧める手口が横行しています。
リース期間中に、電子ブレーカーを買い替えする必要はありません。

出典：電気料金削減ドットコム

電子ブレーカーをめぐる詐欺は、メディアで報道されることもあるため知っている方も多いかもしれません。
ただ、その手口はいろいろ。例えば買い替え不要なのに、買い替えしないといけない！という恐怖心を植え付け、新規契約を図るメーカー。
リース契約なのにその旨をきちんと説明せずにご契約をさせるなど詐欺の手法は色々です。
そこで、詐欺に遭わないための対策をメーカー比較方法をみていきましょう。

詐欺に遭わないためのメーカーの比較方法

電子ブレーカー導入は、実績が豊富な企業も多く、信頼できる企業なら安心。というのは誰もが知るところかもしれません。
ただ、それでもやっぱりわかりにくいのが電子ブレーカー選び。電子ブレーカーの製品の見方も含めて、メーカーの比較ポイントを3つご紹介しましょう。

ポイント1：実績で選ぶ

私が選んだのは、ジェルシステムです。
自社工場で製造している「電子ブレーカー」というのは、この3社の中では唯一でした。
それにより、部品の保有期限を15年間設けてあったり、ＪＥＴの認証がジェルシステムで取得されていたりと、信頼度は非常に高いと判断できます。

出典：悪質業者に注意!安心おすすめ業者

電子ブレーカーメーカーを比較しているサイトでは、各社の実績なども必ず紹介されています。
設立年月日や、累計出荷台数、保証期間の有無、そして製造ラインの管理などをみてみましょう。

ポイント2：具体的な耐用年数もしっかり説明してあるか？

電子ブレーカーのメーカー各社は、電子ブレーカーの耐用年数を10～15年と公表しています。
リース期間満了後(7年後)、即ち、耐用年数の償却を終えていない時点で電子ブレーカーの交換を煽るなど、メーカーの耐用年数の情報と矛盾します。

出典：電気料金削減ドットコム株式会社オルテ

よくある詐欺のケースとして、耐用年数の償却前に不要な交換を強く勧められる例。
電子ブレーカーには必ずしっかりと耐用年数が明記されていますので、買取導入したあとに、保証期間内/耐用期間内なのに「今すぐ変えないと危ない」など買い替えを強く言ってくる会社は怪しいかもしれません。

営業マンが電力会社を騙る

電力会社の指定工事店や〇○電気保安協会等、限りなく電力会社に近い存在に化けて営業を行なう会社があります。
このように、自社名すら名乗らないような会社とは取り引きをしないことをお勧めします。
電子ブレーカーの販売しか考えていない経営方針は社員教育などが疎かになり、トリップ事故やリース契約によるトラブルの可能性も高い場合が多いです。
また、販売価格も法外な金額の契約パターンが多く見受けられます。

出典：電子ブレーカーのデメリット対策と見分け方

なんとも姑息な手ですが、電子ブレーカーメーカー詐欺の中には「〇〇電力の関連会社です」と訪問するなど営業マンがビッグネームを傘に営業してくることがあります。
会社名を隠すのは言語道断。怪しいかもと思ったら、必ず相見積もりを取るなどして、価格が不当に高いかどうかを検討してみましょう。

電子ブレーカー詐欺に遭わないためのメーカー比較

詐欺被害にあってしまうケースの多くが、自分でリサーチをあまりせず、営業マンのいうことを頭から信じてしまうケースです。
確かに、なかなか普段耳にする機会がない分野という方もいらっしゃるかもしれませんが、コストもそれなりにかかる判断。
詐欺かどうかをしっかり見分けるためにも、自分自身の知識を高める努力も怠らないようにしましょう！

電子ブレーカー詐欺に遭わないためのメーカーの選び方